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イエメン モハメドアブド 100g

¥2,400 税込

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【Yemen / Mohammed abdo】

熟成されたお酒のような芳醇な香りと複雑で長い余韻の珈琲

Flavor・Taste : Brandy / Rosehip / Mango / Papaya / Craftchoco / Complex

農園主:Mohammed abdo
品種:Jadi, Dahairi, Udayni(古代Typica/Yemenia)
生産処理 : Anaerobic Natural
標高 : 2200 m
ロースト:Light

ハラズはイエメン北西の高地に位置します。標高は最高2,500mと高く、寒冷な地域です。 ハラズ周辺は、豊かな火山性土壌であることや山岳地帯ならではの気候から、イエメンの中でも良質なコーヒーが取れる産地として知られ、生産量もイエメンの中では一番多いエリアです。主にナチュラル精製でコーヒーが作られるイエメン。Mohammedさんはさらに高品質なコーヒーを作り出すため、アナエロビック(嫌気性発酵)に取り組みました。手摘みで収穫された完熟したチェリーは水洗い後、プラスチックバッグに入れられ、中の酸素を抜いた状態で約2日間発酵。その期間中、乳酸菌などの微生物は活発がエネルギーを得るため活動し、糖を分解することで様々な香気成分の元を作り出します。日の当たらない20℃以下の場所で保管することにより、過度な発酵を防ぐことで、Mohammedさんはまるでフルーツワインのような芳醇な香味が広がるコーヒーを実現させました。口に含むたびに新しいフレーバーの発見があるユニークな味わいを楽しめます。

【品種:イエメニーア】
15世紀にはコーヒーの栽培をしていた記録のあるイエメン。2020年に行われた遺伝的多様性の研究で「New-Yemen」という品種群が今まで発見されていなかった特有の遺伝子をもつものであると「イエメニーア」と命名されました。
これは今まで知られていなかった新母体品種です。コーヒーには様々な品種がありますが、品種改良や突然変異で新しい品種が生まれてくる前には元となったご先祖様品種(母体品種)があります。
これまでは、ティピカ・ブルボン系統、SL系統、エチオピア原種系統が知られていました。
イエメンのコーヒーもいずれかの系統に属するだろうと考えられていたのですが、調べた結果全く別の遺伝系統であることがわかりました。イエメンの農家さん達は、この発表がされて当時騒ぎになったようです。
それもそのはず、今まで先祖代々受け継いできた由緒あるコーヒーの木はそれぞれ木の形や葉の形から、ジャディ・ダワイリ・ウダイニ・トゥファヒ等と名前がついているのに、イエメニアという新品種が見つかったと発表されたのですから。
2050年問題として物議をかもし、気候変動にも耐えうる品種の開発が急がれている昨今。
かつてモカ港から世界中に伝播していったコーヒーが数百年の時を経て、厳しい環境を耐え抜き独自の耐性を獲得したイエメンコーヒーが、新品種発見という話題性のある内容の裏で、この研究が進むことによって、2050年問題の解決の糸口になるのかもと思うと胸の熱くなる想いがありますね。

※こちらの商品は、豆のままでの販売になります。
 挽き豆ご希望の方は備考欄にお書きください。

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