2020/06/01 09:34

右の豆と左の豆、左の方が量が多く見えますよね?

実はこの豆、両方ともエチオピア・ダンビウッドで生豆の時は同じ量なんです😮

何が違うかと言えば焙煎の度合い。

↑深煎り          ↑浅煎り


右は浅煎り、左は深煎り。

焙煎の過程で豆は一時収縮しその後、どんどん膨らんでいきます。

逆に焙煎が進むにつれ、重量は減ります。

今回の場合は投入量700g(生豆時重量)に対し、

焙煎後の豆の重量は浅煎りは600g、深煎りは560g程。浅煎りは約15%、深煎りは約20%、生豆時より重量が減ってます。

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つまり、一人分スプーン一杯とかでコーヒーを淹れちゃうと浅煎りは濃いめ、深煎りは薄めにできてしまうかも知れませんね😊

「コーヒーを淹れる時は珈琲豆をスケールでキチンと計る。」

それだけで美味しく、味のブレも少なくなります。

大事な事なのでもう一回

「コーヒーを淹れる時は珈琲豆をスケールでキチンと計る😁」

因みに当店のエチオピア・ダンビウッドはこの浅煎りと深煎りをMixしてます。

浅煎りの爽やかさと深煎りのコクが相まってなんとも奥深い甘~いコーヒーになります。
なお、コーヒーの有効成分クロロゲン酸とニコチン酸を効率良く摂取するのにも浅煎りと深煎りのMixは良いそう。
こちらについてはまた今度。

※当店の焙煎機は1キロ釜の小型焙煎機で、僕の焙煎方法の場合、1バッチ700g投入が一番美味しく焼けます。